東北SVSツアーと題しまして、
第2回目は、2月26日から、
愛知県立大学と中京大学の学生さんたち計11名のみなさんと、
2泊3日の行程で、石巻地域で、学び、ボランティアし、観光していただきました。
1日目は、松島観光と、
その後、すぐに石巻市の田代島で、
ボランティア活動として、
Tシャツの梱包・運搬をしていただきました。
その日の振り返りや反省会、交流会のため、
「シークレット・ペース」さんで夕ご飯を食べました。
2日目は、仮設住宅の方のお話を伺うため、
追波川にある仮設住宅団地2カ所を訪問させていただきました。
その後、喫茶去Hamaさんでランチをし、
マスターの浜畑さんから、大川地区の震災から現状を伺いました。
そして、大川小学校を訪問し、
遺族会の佐藤さんにご説明をいただきました。
また、裏山までご案内いただき、
「ここにさえ逃げていれば」という無念の思いや、
「小学生でも容易に逃げられた」ということをご説明いただくとともに、
体験することができました。
その後、女川町清水地区の仮設住宅を訪問し、
お話を伺いました。
そして、女川町立病院を訪問し、
改めて、津波の高さを体感していただきました。
視察の締めに、「がんばろう石巻」の看板を訪問しました。
その日の夜は、被災からいち早く再開した居酒屋「ごくう」で、
振り返りと交流会を行いました。
3日目の最終日は、
市街地散策として、仮設商店街と石巻日日新聞のニューゼさんを訪問し、
商店主の方や武内館長にお話を伺いました。
ツアーに参加いただいた学生さん達は、
被災地を訪問し、直接、被災者の生の声を伺い、
被災状況を見て、たくさんの「学び」があったようです。
そして、ボランティアをし、観光も楽しむことで、
再度、石巻に来たいという気持ちを持っていただきました。
被災地で学んでことを、被災地で活かすだけでなく、
それぞれの地域でも発揮していただきたいと思います。
また、今後も、連携したり、
ツアーの拡充にもご協力いただけるということで、
これからの交流も楽しみです。